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「TOEICテスト新公式問題集」(Educational Testing Service)レビュー
評価:
Educational Testing Service
国際ビジネスコミュニケーション協会
¥ 2,940
(2006-04)
Amazonランキング: 364位
TOEIC受験者は必携の一冊です。TOEIC教材としてこれ以上のものはありません。「おすすめ」などという次元のものではありません。TOEIC受験前は、全ての学習活動に優先して、まず本書に取組むべきです。(あとで、続編の「TOEICテスト新公式問題集 Vol.2」もやりましょう。)

【本書の必要性】
TOEICで高得点をとるには、(a)英語力の向上、(b)TOEICに特化した対策、の2点が必要です。後者のために本書は不可欠です。その理由は…
○ TOEIC対策として最も重要なのは、出題傾向を把握し、問題に慣れること。それには、出題傾向が正確な問題集を繰り返し解くことが最も近道です。本書は、ETS作成の公式版であり、出題傾向だけでなく紙面構成などまで本物に合わせているので、安心して取組めます。
○ 新方式のTOEICはまだ始まったばかりのため、オフィシャルな教材以外は、出題傾向の分析が十分できていないため、信頼性がありません。現時点では、新TOEICテスト対策の問題集としては、本書(とその続編)以外には選択肢がないと言えるでしょう。

【特徴/旧テスト版との比較】
旧テスト対応の「TOEIC公式ガイド&問題集(Vol.2)」と比較すると、以下の点が受け継がれています:
○ 出題傾向だけでなく、問題用紙・解答用紙・CDの音など、全て本番を忠実に再現。
○ スコア換算表で、素点から換算点レンジ(本番での得点の範囲・概算)を算出できる。ただし100点程度の幅がでてしまう。
一方、以下の点が変わっています。使い勝手が向上しています。
○「解答・解説編」が分冊になった。また、問題文等が再掲されているため「解答・解説編」だけで復習できるようになっている。
○ イントロダクションの部分と、「解答・解説編」全体が、2色刷りになった。また、全体の構成が変わり、「解答・解説編」のレイアウトも変わり、読みやすくなった。
○ 「解答・解説編」のページ下部に「Words&Phrases」という単語・熟語の説明が付いた。

【本書の使い方】
本書は以下のようにして使うといいでしょう。あくまで利用者の工夫次第ですが。
(1) まず問題を解いてみる。インチキせず、時間を計って、中断もせず、本番のつもりで。
(2) 採点する。このとき、○×をつけてスコアを算出するだけでなく、解説をきちんと読んで理解すること。正答を確認するだけでなく、他の選択肢がなぜ間違いなのか(あるいはなぜこんな選択肢があるのか)を考えると、出題パターンが読めてくる。
(3) 問題用紙に、間違えた問題には「×」、正解したが自信が無かった問題には「△」を書いておく。
(4) リスニングは、全部聴き取れるように繰り返し聴く。聴き取れなかった部分(単語レベルで)は、「解答・解説編」のトランスクリプトに下線を引いて、後で確認できるようにしておく。
(5) (1)〜(4)を繰り返す。といっても間隔が短いと、答えを完全に覚えてしまっていて意味が無いので、3ヶ月以上は空ける。このとき、前回(3)で「×」「△」をマークした問題を再び間違えたり、リスニングで前回と同じ部分を聴き取れなかったりしたら、明らかに苦手箇所だと分かる。そこを集中的に改善すればスコアアップにつながる
(6) (5)の過程で、自分の時間配分、問題を解くときの行動パターンを確立する。私の場合、自己ベストは925点なのですが、例えば、リーディングの文法問題(Part5,6)は30秒に1問以上のペースで解くとか、リスニングの各問題で、音声が流れる前に、設問と選択肢を速読して準備しておくことなどを心がけています。
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|[語学] TOEIC対策 | comments(0) | trackbacks(1) |
「燃える地の果てに」(逢坂剛)レビュー
評価:
逢坂 剛
文藝春秋
¥ 580
(2001-11)
Amazonランキング: 76609位
上下巻に分かれていますが、上巻は退屈で読むのに時間がかかり、下巻は一気に読んでしまいました。これほど上・下で読むペースが変わった本も珍しいです。前半は、スペインの田舎町でののんびりとした雰囲気の中、ストーリーの展開も変化が小さく、何となく冗長で、この先どうなることやら…と読みながら心配になったほどでした。しかし、その前半の中に、後半の急展開への絶妙な布石が多く紛れ込んでいたようです。だから、前半退屈だった分、その反動で後半は面白く読めます。そして終盤のどんでん返しも驚愕でした。頭の中を整理するのに時間がかかりました。

全般に、スペインと日本で、舞台を切り換えながら読ませる手法は好きです。登場人物も、スパイ・ミラマルをはじめ個性的な人が多く、美しい女性の描写も多く、読んでいて楽しかったですね。
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|逢坂剛 | comments(0) | trackbacks(0) |
「成功するためのビジネス書100冊」(藤井孝一)レビュー
評価:
藤井 孝一
明日香出版社
¥ 1,365
(2004-12-11)
Amazonランキング: 134468位
ビジネス書が100冊が紹介されています。著名な本の要約をまとめて読めるので、お買い得感はあります。また、「はじめに」の部分で、著者の本の選び方、読み方が紹介されているのですが、大変参考になります。「ムダなページは読まない」という割り切り方には共感できます。

分野としては、ビジネス書に限らず、財テク、起業、日本経済を考える本なども扱っていて、範囲が広いです。あの「週末起業」の著者であるためか、起業に関する本の選定にはこだわりがうかがえます。一方、自己啓発一般に関する有名すぎる本(「7つの習慣」「人を動かす」など)は敢えて載せていないようです。1冊あたりのページの割き方は、3ページを使った詳細な説明と、半ページのみの簡単な紹介、の2パターンがあります。かなり有名な本(「考える技術・書く技術」「イノベーションのジレンマ」「マッキンゼー式 世界最強の仕事術」など)が半ページのみの扱いになっていたりもします。全般的に、著者の個人的趣味、主観が大きく反映されているようです。

個人的には、今まで読んだことがなかった本の中で、本書で強く薦められている本として、「企業参謀 − 戦略的思考とはなにか」(大前研一)が目に留まりました。今度読んでみようかと思います。
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|自己啓発・能力開発 | comments(0) | trackbacks(2) |
「新TOEIC TEST必修1200語スコア860レベル New Version対応」(白野 伊津夫,Lisa A.Stefani)レビュー
評価:
白野 伊津夫,Lisa A.Stefani
語研
¥ 1,890
(2006-06)
Amazonランキング: 219771位
TOEICスコア860点レベルとなっていますが、内容的には、もっとレベル高いです。925点の私でも知らない単語が多数ありました。英検1級レベルと言っていいと思います。多くの人には、1つ下のレベルの「新TOEIC TEST頻出1200語スコア730レベル」のほうが学習効率がいいでしょう。こちらは立読みしただけですが、TOEIC 900点レベルの人が、記憶があいまいな単語を再確認するのに最適だと思います。このシリーズは、単語の選択が適切に行なわれていて、例文の質も高いので、安心して勉強できます。

旧版では、CD1枚だけで、全体の半分しかCDに音が入ってなかったのですが、今回改訂されて、CD2枚になり、全ての例文がCDに入ってます。もちろん、TOEIC新テスト対応で、4カ国(アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ)の発音対応になってます。さらに、練習問題も追加されました。載っている単語自体は旧版から変わっていないようですが、レイアウトは変わっています。私は、旧版も持っていたのですが、新たに新版も買いました。新たな気持ちで再度勉強することができます。
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|[語学] TOEIC対策 | comments(0) | trackbacks(0) |