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2011.02.12 Saturday
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「ラリー・ウィリアムズの短期売買法」(ラリー・ウィリアムズ)レビュー
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2005.08.21 Sunday 05:50
ラリー・ウィリアムズの短期売買法
(ラリー・ウィリアムズ) パンローリング ¥10,290
★★★★☆
私の株取引は、テクニカルよりもファンダメンタル重視、短期よりも中長期がメインなので、本書には初めから懐疑的でした。そのため、これだけ高価な本を購入する気にはなれず、図書館で借りて読みました。一読した後も、私の考えは変わりません。短期売買には否定的な見方です。
しかし、本書はデータによる検証が多く、数多くある短期売買・テクニカル分析の書籍の中では、比較的良書であることは認められます。おそらく、短期売買の信者にとっては、バイブル的な本になりうるものだと思います。高価な本なので、元を取るつもりで必死になって読めるというメリットもあるかと思います。
ただ、全体的に冗長な部分が多く、著者の独り善がりのどうでもいい話も多いです。2章と7章以外は、あまり役に立たないような…。また、翻訳と原書のどちらが悪いのか分かりませんが、実に読みにくいです。
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「すべてがFになる」(森博嗣)レビュー
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2005.08.21 Sunday 05:23
すべてがFになる
(森博嗣)講談社 ¥770
★★★★☆
理系小説の決定版ということで、読んでみました。90年代の前半頃から大学で計算機を使い込んでいた者にとっては、懐かしいキーワードも多数出てきて嬉しくなります。ところどころに出てくる理系的な描写も楽しいです。「Fになる」の意味も、知識のある人なら前半で推測できると思います。
肝心の内容ですが、やや状況が把握しにくい部分がありました。どこまで細かく情報を頭の中で整理しながら読まないといけないのか…と悩みながら読んでいました。しかし、終盤の急展開まで来て分かったのですが、あまり細部にこだわらないで読んでも問題なかったようです。それくらい、ある意味でスケールの大きなトリックでした。ただ、登場人物のキャラクターは、全般にあまり好きになれませんでした。
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