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「シャドウ」(道尾秀介)レビュー
評価:
道尾 秀介
東京創元社
¥ 1,575
(2006-09-30)
ミステリーとしての着想、ストーリーの骨子はいいと思います。テンポも良くて、半日で一気に読めてしまいました。ただ、どこか物足りなさが残ったまま、あまりにもあっさりと終わってしまったという感覚です。もっと、ディテールや人物の背景・心理描写にこだわって書いてほしかったと思います。精神疾患や幼児期の悲惨な体験を扱った小説という点では「永遠の仔」(天童荒太)に通じるものがあったかと思いますが、同書と比べると、人命や人間の心情の扱いが軽すぎて、登場人物への感情移入もできませんでした。

終盤で大きめのどんでん返しが2回ほどあって、それ自体は面白くてよかったのですが、伏線の張り方が少し弱かったせいか、「あぁ、なんだ、そういうつもりだったのか…」という程度の衝撃しか受けませんでした。もっと回り道をして、複雑で手間をかけた伏線の張り方をしてほしかったと思いました。特に、精神病に関することは、もっと取材をして、専門的な記述を多くしたらよかったのに…と、もったいなく思いました。
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2007/09/11 1:13 PM posted by: 今夜、地球の裏側で
シャドウ道尾 秀介 東京創元社 2006-09-30売り上げランキング : 1051おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools  人間は、死んだらどうなるの?―いなくなるのよ―いなくなって、どうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、鳳介の母はこの世