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「蹴りたい背中」(綿矢りさ)レビュー
蹴りたい背中

蹴りたい背中

(綿矢りさ) 河出書房新社 ¥1,050

★★★★

賛否両論ありますが、私は次の点で評価したいと思います。まず、何よりも読んでいて楽しめる、面白いということです。綿矢りさ本人も、作品の趣旨について、楽しんで読んでもらえればいいとどこかで言っていましたが、実際読んでいて思わず爆笑してしまうシーンもあったほどでした。また、描写がとてもリアルで秀逸ですね。自分自身の高校生の頃の記憶を呼び起こしてくれました。理科室、陸上部の部室、教室など、それぞれの場所の独特の雰囲気の描き方が上手いです。さらに、この作品には「匂い」に関する描写が要所要所に隠れています。嗅覚って、他の感覚と比べると昔の記憶を強く呼び起こすものなので、ノスタルジックな感覚に拍車をかけてくれました。

「インストール」に続いて映画化でもドラマ化でもしてほしいですね。本作品は、まだまだ描いている世界が狭いですが、作者の潜在能力と将来性が十分に感じられたので、次作がとても楽しみです。
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|綿矢りさ | comments(0) | trackbacks(3) |
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2006/09/03 5:20 AM posted by: FEEL ambivalence
以前から読んでみたいと思っていた。 冒頭から鋭い描写が表れている。細やかな叙景と心理描写。視点はまさしく一人の女子高生だ。 読んだのが今になってからで良かったのかも知れない。もしも高校生の頃にこれを読んだとしても、ぼくはきっと理解し得なかっただろう。あ
2006/09/04 12:21 AM posted by: AOCHAN-Blog
タイトル:蹴りたい背中 著者  :綿矢りさ 出版社 :河出書房新社 読書期間:2006/03/23 お勧め度:★★★ [ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ] 高校に入ったばかりの蜷川とハツはクラスの余り者同士。やがてハツは、あるアイドルに夢中の蜷川の存在が気になっ
2006/09/06 12:12 AM posted by: 本を読む女。改訂版
蹴りたい背中発売元: 河出書房新社価格: ¥ 1,050発売日: 2003/08/26売上ランキング: 19,940posted with Socialtunes at 2005/12/11 この本、「文学賞メッタ斬り」で絶賛されてましたよ。 文藝春秋掲載号はずっと手元にあったんだけど、 あまりに褒めてるので気