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「火車」(宮部みゆき)レビュー
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2004.10.25 Monday 03:30
火車
(宮部みゆき) 新潮社 ¥900
★★★★☆
私がミステリーを読み始めた頃に読んだ思い出の本の一つです。とにかくよくできた話ですね。登場人物(特に主人公の女性)の心理状態を中心に考えながら読むと、どんどん引き込まれるような感じです。また、宮部みゆき特有の、登場人物の一人ひとりに対する優しさのようなものを感じながら読むのもいいかと思います。宮部ファンなら必ず読むべき一冊だと思います。
ただ、波乱万丈のドロドロしたミステリーを期待すると、がっかりするかもしれません。それほど複雑なトリックがあるわけではないので…。クレジットカードの恐さなどが分かって勉強になる部分もあります。
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Comment
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2006/09/04 3:27 PM posted by: bridge2006はじめまして。TBありがとうございました。宮部みゆきのミステリーには、おっしゃるような「登場人物の一人一人に対する優しさのようなもの」があると私も思います。
またおじゃましますね。
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2006/09/05 5:11 PM posted by: straycatTBありがとうございました.私もこの本を評価している点は同じなのですが,評価している点は逆(話がよくできているという点よりも,カード社会の裏事情がおもしろかった)です.ひとによって読みかたが違うのだな,と面白く感じました.
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2007/04/13 12:37 AM posted by: 管理人bridge2006さん、straycatさん、コメントありがとうございます。
確かに、宮部みゆきの作品には社会性が強い側面もあって、読み応えありますね。今後ともよろしくお願いいたします。 -
2008/03/16 9:39 PM posted by: 福田浩司賞味大臣火車拝読しました。考えようによっちゃあラストは映画太陽がいっぱいの宮部流アレンジですね。深刻なテーマなのに逮捕シーン書かないのは優しさといえば優しさですが推理小説としてはどうかな。随所に宮部さんらしい面白さはありますがね
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2006/09/03 9:58 AM posted by: af_blog「火車」 著:宮部みゆき 新潮文庫 →amazon 宮部みゆき。面白い小説を書...
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2006/09/03 6:31 PM posted by: きょうの1枚昨日も一日ねていたので、以前から読みかけにしていた火車を読んでみた。 怪我をして休職中の刑事・本間俊介のところに、従妹の息子だという栗坂和也が訪ねてきて、突然いなくなった婚約者を捜してくれと頼む。 そして、関根彰子を捜す調査が始まる。 宮部みゆき
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2006/09/05 5:11 PM posted by: straycatの人間観察火車作者: 宮部 みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/01メディア: 文庫 クレジット・カードのキャッシングをつい利用したことがきっかけで,どんどん深みに落ち込む….そんな恐ろしさを身にしみて感じます. 「期限内に返せばいいんでしょ?」,「自分に