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「セックスボランティア」(河合香織)レビュー
セックスボランティア

セックスボランティア

(河合香織)新潮社 ¥1,575

★★★★★ 

最初は興味本位で手にとってみたのですが、予想以上に深層に踏み込んだ内容だったので、真剣に考えながら読ませてもらいました。障害者の性については、漠然と考えたことはあったものの、例えば手が動かない人は自分で自慰行為ができないなど、考えてみれば当たり前のことを認識していなかったことに反省させられる思いでした。

また、性の介助者という立場があることも初めて知りました。介助の行為については、理解できる反面、どこか違和感を覚えました。障害者だけが介助の利用を許されて健常者には許されないとすれば、そこまではっきり区別することが果たして適切なのか、といった疑問も残りました。本書は、性の介助という部分に重点が置かれた内容でしたが、障害者の恋愛に関する部分をもっと深く書かれるとさらによかったかと思います。また、本書がきっかけで風俗産業のあり方などが広く議論されることを期待したいと思います。
◆こんな人におすすめ … 性について改めて深く考えてみたい人。
◆効用 … 人それぞれの性との関わり方があることが分かる。
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2007/10/08 8:59 AM posted by: 月のブログ
セックスボランティア (新潮文庫) 障害者への性の介護について。 重い。 * * * * * セックスボランティア - なおぞう商店 『セックスボランティア』 河合香織 - アネモネのよだれ ほぼ読書日記。 セックスボ