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「すべてがFになる」(森博嗣)レビュー
すべてがFになる

すべてがFになる

(森博嗣)講談社 ¥770

★★★★☆ 

理系小説の決定版ということで、読んでみました。90年代の前半頃から大学で計算機を使い込んでいた者にとっては、懐かしいキーワードも多数出てきて嬉しくなります。ところどころに出てくる理系的な描写も楽しいです。「Fになる」の意味も、知識のある人なら前半で推測できると思います。

肝心の内容ですが、やや状況が把握しにくい部分がありました。どこまで細かく情報を頭の中で整理しながら読まないといけないのか…と悩みながら読んでいました。しかし、終盤の急展開まで来て分かったのですが、あまり細部にこだわらないで読んでも問題なかったようです。それくらい、ある意味でスケールの大きなトリックでした。ただ、登場人物のキャラクターは、全般にあまり好きになれませんでした。
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